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平湯温泉は40の源泉と、毎分1万3000リットルもの豊富な湯量を誇り、湯元によって泉質の異なる温泉が湧いています。無色透明のお湯から乳白色のお湯まで、温泉の豊富さが魅力です。
お湯一面に湯ノ花が浮遊しており、入浴すると肌に成分の濃さがまとわりつく感じがします。硫黄の匂いが、お湯から上がった後もしばらく取れないほどです。
平湯温泉には、日帰り利用の立ち寄り湯が5ヶ所あります。バスターミナルの温泉から秘湯の雰囲気漂う原生林の露天風呂まで、さまざまな温泉を楽しめます。
平湯温泉で最も大きな立ち寄り温泉施設で、宿泊もできます。
もともと神岡鉱山の保養所だった温泉を、公共の立ち寄り湯に改装されました。
お湯は平湯温泉でもピカイチの乳白色の濁り湯で、広い野外に露天風呂が男性7つ、女性9つもある露天風呂天国です。内湯も広々した大浴場で、木造の建物に高い天井とむきだしの梁が、和風レトロな感じで落ち着けます。
畳敷きの休憩室とレストランは、原生林の中に延びる廊下を歩いて、合掌造り風の別棟にあります。また、エントランスは黒光りする柱が見事な築130年の古民家を移築したもの。これだけの施設で、500円はリーズナブルです。
宿泊も素泊まり、2食付、夕食のみ、朝食のみ、と選べて、8000円から泊まることができます。
10時〜21時 500円 無休 電話:(0578)89−3338
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平湯バスターミナル、みやげ店、レストランが入った「アルプス街道平湯」の3階にある立ち寄り湯。
その名のとおり、屋外に作られた半露天風呂のスカイガーデンからは、真正面に北アルプスの名峰・笠ヶ岳を望むことができます。お湯は炭酸水素塩泉、薄緑の濁り湯は神経痛や筋肉痛、冷え性に効果があります。
バスの待ち時間を有効に利用できる温泉です。
8:30〜17時 600円 無休
電話:(0578)89−2611 |
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平湯民俗館に併設された露天風呂で、料金は入館料に含まれています。茅葺の合掌造り民家と周囲の木々を見ながらの温泉は、平湯温泉の中心に近いながら野趣に富んでいます。
大きな屋根のついた石組みの湯船に、鉄分を含んだ茶色の濁り湯が溢れています。
8時〜17時 500円 無休
電話:(0578)89−3578 |
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平湯温泉の新しい温泉リラクゼーション空間です。
フロントでタオルと浴衣のセットをもらい、あとはロッカーキー清算でレストランの食事やマッサージなど、1日ゆっくり楽しめます。
3階にある温泉浴場は内湯・露天風呂ともに、青みがかった熱めのお湯があふれています。
リラクゼーションルームでは格安料金で朝まで仮眠もできるので、登山や観光のリーズナブルな拠点として活用できます。
10:30〜22:00 休:木(8月無休)1200円
電話:(0578)89−2306 |
平湯温泉の発祥地、不動明王が祀られた共同露天風呂です。
あかんだな駐車場方面に上がり、安房トンネルの有料道路の下をくぐって山道に入ると、谷川を見下ろす素朴な温泉小屋があります。
平湯温泉の中でも人気がある秘密は、原生林に囲まれ、天然の石組みから熱いお湯が落下する、秘湯ムード満点の露天風呂です。施設は素朴な管理小屋と、簡単な更衣室があるのみ。
湯上りには、冷たい山水で冷やされたトマトやきゅうりがおいしいです。
4月中旬〜11月中旬 8時〜17時 500円 電話:(0578)89−3448
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水圧による心臓への負担が少ない足湯は、血行を良くし、冷え性も解消されるなど、健康維持にとても効果があります。散歩の途中で気軽に何ヶ所も足湯めぐりが楽しめるのが魅力です。
平湯温泉の中心部の広場に「平湯の足湯」があります。近くには名物の温泉卵を売る売店もあります。
ひらゆの森の駐車場入り口、森の灯台の足元が「ひらゆの森の足湯」です。夏には朝市も開かれます。
少し離れて、平湯大滝の下にある農業テーマパークには「平湯大滝公園の足湯」があり、池を囲んで何十人も座ることができる巨大足湯になっています。 |
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