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中ノ瀬園地は大正池と河童橋の中間に位置するプロムナードです。
帝国ホテルから上高地温泉への道と、大正池から河童橋への道が交差する上高地の十字路に、田代橋があります。澄みきった梓川の流れが、田代橋の辺りではいっそう速く、青く見えます。ここから上流に向って、カラマツ林の中に休憩できるベンチが設置され、大勢の人たちで賑わっています。
梓川の東岸を行けば、目の前の穂高連峰がだんだん大きくなり、バスターミナルを経て河童橋へ至ります。西岸には上高地温泉があって、こちらの道は、穂高連峰に押されてやや地味な扱いの六百山や霞沢岳がなかなかの存在感を示しています。
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上高地温泉の近く、露岩の岩壁に彫られたレリーフがあります。
明治時代「日本アルプスの登山と探検」などの著作で上高地の魅力を世界に紹介した英国人ウォルター・ウェストンを顕彰するレリーフです。
毎年6月第1日曜日にウェストン祭が行われます。 |
上高地の温泉は歴史が古く、江戸時代には飛騨と信州を行き交う旅人が疲れを癒した湯宿がありました。現在では2軒の温泉ホテルが営業しています。
西穂高岳や焼岳の登山口でもあり、登山の帰りやハイキングの途中に、ホテルの立ち寄り露天風呂で汗を流すこともできます。梓川対岸の六百山と霞沢岳を眺めます。
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上高地を代表する高級リゾートホテルです。
昭和8年の中部山岳国立公園設立にあたり、外国人観光客誘致のために造られた由緒あるホテルで、上高地を訪れる人々の憧れの的です。
ハイキング途中にお茶だけでも立ち寄ることは可能ですが、コーヒーもさすがの帝国ホテル価格です。 |
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