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             愛知県犬山市にある博物館明治村、岐阜県美濃加茂市にあるテーマパーク日本昭和村とともに、恵那市明智町の日本大正村を合わせて「三村物語」と称していますが、大正村だけは特別に作られたテーマパークではなく、街中に点在する大正時代の建物を巡る「街歩き観光地」です。 
             新しく大正モダン風に作られた大正ロマン館もありますが、多くは養蚕業の中心地として栄えた大正時代から昭和初期の建物を利用しており、資料館のほか、銀行や郵便局は現役で営業しています。 
             
            共通入場券 500円 
             
            
            
 
             銀行蔵と商家・橋本家から成る歴史資料館です。明治時代末期に建てられた2つの蔵は、4階建て百畳敷きの巨大なもので、当時としては珍しいエレベーターを備えていました。館内には、大正時代の雑誌や教科書、レコードなどが展示されています。 
             この蔵は、旧濃明銀行(現在の十六銀行)が明智町近在の農家から養蚕の繭を預かったり、買い取ったりした繭の保管庫で、日本の産業を支えた生糸生産になくてはならないものでした。恵南地方は特に優秀な繭の産地として知られ、銀行の主力取引として蚕の繭が使われたものです。 
             隣接する橋本家は明治時代の町家建築で、土間に鎮座する人力車のほか、電話ボックスや、金銭登録機など、珍しい商家の品物が展示されています。 
             
            
             
            電話:(0573)54−3947 
             
            
            
 
             うかれ横丁の一角にあるモダンな建物です。大正時代館と天久資料館から成り、時代館では大正時代15年の歴史や、明智町に関する資料、生活用品、大正天皇の顕彰などを見られます。 
             天久資料館は、京都で多くの文人に愛されたカフェの名店・天久が惜しまれつつ閉店したのち、ここに内部の調度品を移して、そっくりそのまま復元したもので、実際に現在もカフェとして営業しています。 
             
            電話:(0573)54−3549 
             
            
            
 
             名古屋から飯田を結ぶ中馬街道の宿場町として栄えた面影を残す一角で、うかれ横丁は飲み屋が連なっていたことからその名があります。裏通りには芸者置屋と料亭を結んだ空中廊下などがあり、現在はうらさびれた雰囲気ですが、生糸景気で繁栄した時代を彷彿とさせます。 
             
            
            
              
                
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                   大正時代から昭和初期のおもちゃ約3000点を収集、展示した洋館です。 
                   
                  電話:(0573)54−3649 | 
                 
              
             
 
            
            
 
             明智町の街並みを見下ろす高台に、白亜の洋館がそびえています。 
             大正村のシンボルとして新しく作られた建物で、大正村初代村長の高峰三枝子氏、大相撲の春日野親方を顕彰した展示室と、明智町出身の洋画家・山本芳翠の作品展示室があります。庭園は、6月上旬になると満開のバラで来訪者を出迎えます。 
             
            電話:(0573)54−2014 
             
            
            
              
                
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                   明智町内から移築した江戸時代の茅葺農家です。祖先は武士から帰農して庄屋になりました。 
                   母屋は元禄元年に普請したとの記録があり、築300年以上たっています。内部では、茅葺を維持するために囲炉裏に火が入れられ続けています。 | 
                 
              
             
 
            
            
 
             元小学校の絵画館から大正村役場を通って続く通りには、両側に米蔵と呉服屋の蔵が並ぶ路地になっており、大正路地と呼ばれています。白い蔵と黒のコントラストが素晴らしい、大正村を代表する景観です。 
             大正村役場は、明治39年に建てられた洋館です。昭和32年まで明知町役場の庁舎として使用されました。現在は、明智大正村の事務局として使用されているほか、無料休憩所として開放されています。 
             そのすぐ上に、元小学校だった洋館が絵画館として公開されています。主に書画や絵画を展示するほか、ギャラリーとして企画展示も行われています。 
             
            
             
            電話:(0573)54−3944 
             
             
            
             
             
            
             
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