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下呂市萩原町の天ヶ岩(1020m)は、御前山の脇侍として、萩原の町からよく目立つ山です。
よく整備された登山道が奥田洞集落から付けられており、距離は1km、わずか30分で登頂可能です。 |
林道終点→天ヶ岩:30分/天ヶ岩→林道終点:20分 |
国道41号線の奥田洞三叉路(赤岩バス停)から山手に入り、奥田洞集落を抜けてぐんぐん登ります。集落を過ぎて砂防堰堤が見えると舗装道路は終わり、ところどころ抉れたダートの林道を慎重に進めば、登山口の看板がある終点です。
天ヶ岩の由来が書かれた看板と反対側、谷へ下りていくように登山道があります。
そのままヒノキや杉が植林された谷筋を上り詰めていくと、道はL字に曲がってトラバース気味に進んでいきます。
手すりの付いた立派なコンクリート階段が現れ、これを登ると尾根に出ますが、植林帯で展望は効きません。
尾根に出て少しは傾斜がゆるくなるかと思いきや、目の前のピークに向かって長いコンクリート階段がつけられ、まっすぐに直登します。2つほどピークをすぎると目の前が開けて、アンテナ跡地の広場に出ます。
アンテナ跡地からは御前山が樹林越しに見えますが、萩原方面はさえぎられて展望がありません。アカマツ林の尾根道を進むと、天ヶ岩の山頂に出ます。ここも、周りの樹木が高くて展望はありません。
さらにアカマツやカラマツの尾根道を行くと、林の中に巨岩が現れます。これが天ヶ岩です。ひと登りで、大きな平たい岩の上に立つことができます。
北方方面の山並みが見渡せるほか、御前山の頂上が手に取るような近さで見えます。萩原の町は途中の展望地から、わずかに見下ろせます。
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