| 
      
       | 
      
      
        
          
            
            
              
             
            
              
                
                    | 
                  下呂温泉の東に連なる山が、下呂御前山(1411m)です。すっきりとしたスカイラインを描き、ピンと尖った頂上もなかなか見栄えのする山容です。 
                   温泉街を一望できるほか、御嶽山を真正面から眺める展望台で、かつては御嶽山遥拝所として素朴な信仰を集めていました。 | 
                 
              
             
 
            
 
            
              
                
                  | 林道→下呂御前山 約1時間30分/下呂御前山→林道 約1時間 | 
                 
              
             
 
             下呂御前山は阿多野谷上流・大洞集落から登るコースが表登山道ですが、ヒノキや杉の植林地をひたすら登る道であり、集落のはずれには駐車場もありません。 
            そこで、広域基幹林道でショートカットするコースをご紹介します。 
             
            
             
             大林集落の広域基幹林道三叉路を左折してぐいぐい上っていくと、下から登ってきた大洞口の表登山道と合流します。同林道から大洞集落に車で行くことはできません。 
             林道には駐車場はありませんが、広くなった路側帯に止めて、登山道の途中から歩き始めます。植林帯のゆるやかな傾斜地を行くと、ほどなく五合目の標識が現れます。 
            大洞登山口から標高880mの五合目まで約1時間かかるため、林道利用でそれだけショートカットできます。 
             やがて、道は傾斜がきつい直登ルートに変わります。ひょいとダートの高岩管理林道に飛び出し、林道を横切ってまた登ります。すぐに六合目の標識があり、100mほど離れた場所にお助け水がこんこんと湧き出しています。 
             
            
 
             登山道は石がゴロゴロする直登になり、がまんして高度を稼いでいくと、ふと眼下に下呂温泉の街並みが開ける展望台が現れます。ここからひと登りで稜線に出ると、8合目の遥拝所です。 
             お地蔵様が祀られた遥拝所は、尾根上に広がった平坦地で、白樺林の中にベンチがあって休憩によいところです。道程も中間地点をすぎています。あとひとがんばりです。 
             
            
 
             腐葉土でふかふかした急坂を登りつめると9合目の小ピーク。少し下って登り返し、ロープが張られた小さな岩場をすぎると、高岩権現との分岐です。 
             少し下ると突き立った岩があって、大山祇神と彫られた石神が鎮座しています。 
            素朴ですが不思議な微笑をたたえた神像です。高岩観音からひと登りで、広い草地のある下呂御前山の頂上に到着します。 
             
            
 
             下呂御前山の山頂からは360度の大展望が広がります。 
             正面に大きく御嶽山がそびえ、地獄谷から立ち昇る噴煙まではっきり見えます。北には乗鞍岳、萩原の御前山へ続く稜線、西北には白山、西の足元に下呂温泉の街並み、南は濃尾平野へ続く山々です。 
             
            
             
             
            
 
            
              
                
                  | 観音峠→下呂御前山 約1時間/下呂御前山→観音峠 約50分 | 
                 
              
             
             
             車を使って観音峠(1100m)まで一気に上がり、稜線を縦走するコースは、距離も約2kmと短く、高低差もわずか300mなので手軽なハイキングが楽しめます。 
             大林集落はずれの広域基幹林道の三叉路を右折します。しばらくすると、林道小坂線の標識が出るので、小坂方面へ左折、1車線ながらきれいに舗装された林道を観音峠まで駆け上がります。途中からは白山の姿も遠望できます。 
             
            
 
             舗装道路の終点が観音峠で、標高は1100mを越えています。 
             南方向が大きく開けて、望遠鏡があれば名古屋市内や伊勢湾まで確認することができます。峠から目の前の尾根を直登します。のっけから急坂を一直線に登るので、ペースを崩さないように心がけましょう。 
             ピークに辿りつくと、下呂御前山へ続く稜線が見えます。カラマツ林にダケカンバが混じる尾根道には、背丈ほどもある猛烈な熊笹が生い茂っていますが、登山道の部分は幅2mに刈り込まれています。ゆるやかな起伏をすぎると、道は急降下して表登山道との合流地点・8合目遥拝所に着きます。 
             お地蔵様が祀られた遥拝所は、尾根上に広がった平坦地で、白樺林の中にベンチがあって休憩によいところです。道程も中間地点をすぎています。あとひとがんばりです。 
             
            
 
             腐葉土でふかふかした急坂を登りつめると9合目の小ピーク。少し下って登り返し、ロープが張られた小さな岩場をすぎると、高岩権現との分岐です。 
             少し下ると突き立った岩があって、大山祇神と彫られた石神が鎮座しています。 
            素朴ですが不思議な微笑をたたえた神像です。高岩観音からひと登りで、広い草地のある下呂御前山の頂上に到着します。 
             
            
             
            
            
             
             下の登山口から入る場合は、国道41号線の森交差点のすぐ上で、「下呂御前山登山口」の看板に従って、KKRしらさぎの前の道を大洞集落に向かいます。上の林道から入るときは、看板の示す方向でなく、下呂温泉合掌村を通り過ぎて、下呂動物病院から大林集落に向かって上がります。 
             大林集落のいちばん奥の古民家が料亭志むらで、そのはずれに舗装された広域基幹林道萩原加子母線の三叉路があります。 
             表登山道を登る場合はここを左折してぐいぐい上っていくと、下から登ってきた大洞口の表登山道と合流します。同林道から大洞集落に車で行くことはできません。 
            林道には駐車場はありませんが、広くなった路側帯に数台止められます。 
             
             観音峠の登山口へは、大林集落はずれの広域基幹林道の三叉路を右折します。 
             しばらくすると、林道小坂線の標識が出るので、小坂方面へ左折、1車線ながらきれいに舗装された林道を観音峠まで駆け上がります。白山の姿も遠望できます。 
             
             
            
             
             | 
           
        
       
       |