|
公共交通機関は濃飛バス。高山バスセンターから秋神温泉行、高根上ヶ洞行きがありますが、本数が少ないので注意。 基本的にはマイカーでのドライブルートです。
飛騨高山 |
国道
361号線 |
日和田高原 |
国道
361号線 |
木曽福島 |
権兵
衛峠 |
中央道
伊那IC |
飛騨川に沿って走る国道361号線が長峰峠を越えて木曽谷へ伸びています。
信州の伊那市と木曽町の間に、中央アルプスを貫く権兵衛トンネルが開通しました。
木曽谷・伊那谷の道路交通には大きな変化となりますが、飛騨にとっても中央自動車道伊那ICから木曽福島経由で国道361号線が関東方面のアクセス道路になります。
長野自動車道・松本ICから国道158号線の安房トンネル、中央自動車道・中津川ICから国道257号線舞台峠の2つのルートに加え、新しいルートとして期待されます。
下呂温泉から国道41号線を北上して高山市久々野町を経由し、飛騨側沿いにさかのぼります。高山市からは国道41号線を南下して久々野町か宮峠辻から入ります。
高山市江名子町−久々野町大西の間に開通した国道361号線バイパス「美女街道」を利用すれば、高山市中心部からのアクセスはぐっと便利になります。
トンネルや橋が次々にできて、めざましい改良が進んでいますが、高根町中之宿集落を抜ける部分と、高根第一ダム湖畔の一部が未改良です。ダム湖畔の狭いトンネルは対向車がないことを確認してから進入しましょう。交通量も少ない快走路ながら、ポイント間の距離が長いルートです。
久々野町から朝日町中心部までは、広い谷間の奥に乗鞍岳の全容を望むのどかな田園風景ですが、高根町は両側から山が迫り、ダム湖と峡谷の無人地帯が続きます。 標高を上げて県境付近になると、高原地帯の広大な風景が広がります。
飛騨高山 |
国道361号線 |
日和田高原 |
尚子ロード |
濁河温泉 |
日和田高原から御嶽山の中腹を縫って濁河温泉に向かう道は、陸上選手の高地トレーニング場「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」と名づけられて整備が進んでいます。
チャオ御岳スノーリゾートを過ぎて後半は未改良の山岳路になります。
飛騨高山 |
国道361号線 |
高根ダム |
野麦峠 |
奈川 |
上高地乗鞍林道 |
乗鞍高原 |
野麦峠へ向かう道は距離が長く、ぐねぐねした山岳路です。野麦集落から隣の集落まで峠越えで10km!あります。信州へ抜ける時間は早くありません。高山から上高地乗鞍スーパー林道経由で乗鞍高原へドライブする場合は、野麦峠越えになります。
秋神から鈴蘭高原を越えて下呂市小坂町へ続く道は、御嶽山や乗鞍岳を眺めがいい別荘地を走ります。
秋神温泉から岳見峠を越えて濁河温泉に向かう県道は、未整備の激狭険道。車が通るのがやっとの道幅で、対向車がきたらアウトです。秋神川沿いに直進して柳蘭峠へ上る道は、広大な無人地帯を上り下りする寂しいルートですが、牧場や白樺原生林といったポイントがあります。
一般的に、長野県側の道路状況は岐阜県側に劣ります。木曽福島や御嶽山に向かう観光道路はまだしも、開田高原の峠道や牧尾ダム湖畔道路は交通量があるのに未改良区間が多く、注意が必要です。
朝日町に「道の駅朝日村」があります。よもぎを使ったよもぎうどんや、秋田のきりたんぽに似た美女餅が名物。
飛騨朝日は往年の力士飛騨乃花の出身地で、それを記念して土俵があります。7月に相撲部屋の力士を招いてどすこい祭りが開催されます。
|
高根町の高根第一ダム湖畔に「道の駅高根工房」があります。高根町特産の唐辛子を加工した調味料「うま辛王」が名物で、レストランのメニューにも「うま辛カレー」などがあります。 |
国道41号線の下呂市萩原町か、高山市一之宮町、美女街道近くで江名子町、あとは木曽谷の国道19号線に出るまでありません。店はおろか自動販売機もなかなかありません。
岐阜県側には道の駅のレストランくらいしかありません。日和田高原にはレストランがあります。県境の野麦峠、長峰峠には峠の茶屋が営業しています。
信州・開田高原は有名なそばどころで、そば屋が点在していますが、シーズン中の休日になると結構行列ができるほど混んでいます。そば屋以外はあまりありません。
久々野町、朝日町、高根町にありますが、休日に営業しているか不安。開田高原にも1軒くらい。燃料タンクのメーターが残り少なくなると不安にかられるエリアです。
御嶽山麓をドライブするときは、幹線道路にいるうちに給油しておきましょう。
|
|