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御嶽山の麓、高山市朝日町の山里に秋神温泉があります。
冬の寒さが大変厳しい場所ですが、いまでは1月から3月にかけて作られる「氷点下の森」で有名です。
温泉の入口にあたる秋神の里では、地域の人たちが手作りした歓迎の雪像が出迎えます。 |
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「氷点下の森」は、冬の気温は氷点下10℃という秋神の厳しい自然を逆手に取って生まれた氷の芸術作品です。
秋神温泉の主人・小林繁さんが昭和46年から続けているもので、広さ4ヘクタールの原生林に山水を吹き付けて夜間の寒さで凍らせ、みごとな氷の造形を作り出します。いまでは冬の風物詩として有名になりました。 |
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樹木に吹き付けられた氷やつららは、太陽の光を反射して独特な淡いブルーに輝き、とてもきれいです。
また、夜にはライトアップも行われ、赤、青、緑の幻想的な光で彩られます。
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冬の秋神温泉へは凍結してかなり難儀な道のりですが、大勢の見物客が訪れます。 毎年、氷点下の森・氷まつりも開催されます。 |
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