|
御嶽山の北麓、標高1300mに広がる日和田高原の中心は、白樺林が印象的な日和田高原ロッジの周辺です。のびやかに続く白樺林の背後に御嶽山と乗鞍岳がそびえる風景はいかにも高原というイメージにぴったりです。
風景は飛騨随一ですが、穴場ゆえに観光客の姿もまばら、めだった観光施設がないのが日和田高原のいいところです。
国道361号線沿いに高地トレーニングエリア日和田体育館があります。きれいな稜線を引く継子岳、通称日和田富士を眺める絶景ポイントです。
日和田体育館の裏山は「望岳の森」といい、遊歩道や展望台が作られています。
舗装した林道があるので山頂まで車でも行くことができます。山頂近くの展望台からは、中空に浮かぶ日和田富士と、のびやかな高原地帯を見ることが出来ます。
国道361号線から高台に上がった日和田開拓地区は、北海道を思わせる雄大な風景が広がっています。北にのびやかな乗鞍岳、南にほぼ完全な富士山形をした御嶽山を望むことができ、山岳展望は日和田高原でも随一の場所です。 農家と畑と雑木林があるだけで、特に何もありません。山を眺めるには、日和田開拓の公民館(別荘風の風車がある丘が目印)の駐車場からが最も美しく見えます。
|
日本国内で唯一のナショナル高地トレーニングエリアとして整備が進められている御嶽山で、標高1300mの日和田高原地区にあるグラウンドです。
周辺には体育館や合宿施設などもあり、春から秋にかけて、トレーニングに励むアスリートたちの姿を見ることができます。 |
日和田高原エリアは広いですが、中心になるのは日和田高原ロッジのあたりです。
道の両側に2kmにわたって白樺林が続き、爽やかな高原というイメージにぴったりの場所です。ゆるやかに広がる白樺林には、池や小川があり、春の水芭蕉や、初夏のレンゲツツジなど季節ごとに野の花も楽しめます。御嶽山や乗鞍岳の残雪が新緑に映えるころはとてもきれいです。
白樺林の真ん中、芝生広場から奥の森へ進むと小さな神社があり、樹林に囲まれた杣ヶ池が神秘的な水をたたえ、龍神伝説を今に伝えています。
日和田高原には、ちんまが池という別の池もあり、こちらは池から湿原に変わり、乾燥化が進んでいます。
チャオ御岳スノーリゾートは、日和田高原から御嶽山、濁河温泉に向かう県道の途中にある飛騨屈指のスキー場です。
標高1800m〜2200mという高さと、御嶽山北麓にあることから、ゴールデンウィークまで営業しています。メインのゴンドラ「フライングチャオ」で全てのコースを滑走することができ、御嶽山のスキー場特有の緩斜面と急斜面が交互に現れるコースです。
初夏から秋には、ゲレンデに沿ってスキー場トップまで、乗鞍岳の優美な姿を背景に望むトレッキングが楽しめます。スキー場トップからは原生林を縫うようにして遊歩道が続いています。
原生林遊歩道の終点から谷と急斜面をつめて継子岳によじ登る登山道は、御嶽山北面では最短ルートになります。手の届きそうな近さに頂上が迫りますが、かなりの急坂です。また、夏の初めは長い雪渓が残っています。
ゴンドラ:1 ペアリフト:3 コース:3 最長滑走距離2000m
11月〜5月 (0577)59−3620
|
|