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名古屋駅は名古屋及び岐阜県など、東海地方の観光地の玄関口です。
場所は市街地のやや西寄りに位置しますが、名古屋市の経済と交通の中心地です。
JR、新幹線、名鉄、近鉄、高速バス、地下鉄が乗り入れる巨大ターミナルで、JRセントラルタワーズ自体も53階245mの高さで世界最大の駅ビルですが、駅周辺にはミッドランドスクエアなどの高層ビルが林立し、日本有数の摩天楼地区になっています。
また、これも日本最大規模の地下商店街や、JR高島屋、名鉄デパート、近鉄デパートなどの商業施設と合わせて「名駅(めいえき)」と総称されています。
JRセントラルタワーズと向かい合って建つ47階247mの高層ビルです。7スクリーンを持つシネマコンプレックスや、地上6階、地下6階にわたる高級ショッピングモール、トヨタショールームなどがあり、オフィス棟にはトヨタ本社が入居しています。
最上階の展望台「スカイプロムナード」は、天井がなく、吹き抜けになった空間に架けられた空中回廊から名古屋の眺めを楽しめます。
11:00〜22:00 無休 700円 電話:(052)527−8819
名古屋駅の北西、世界有数の磁器メーカー、ノリタケチャイナの工場跡に建つ博物館と商業施設です。工場跡地は広大な芝生広場になっていて、ここが都心に近いことを忘れてしまいそうな空間です。かつて倉庫や工場に使われていた赤レンガの建物は、展示館やレストランになっています。
敷地内のノリタケミュージアムでは、戦前に作られたオールドノリタケと呼ばれる陶磁器の逸品が展示され、クラフトセンターでは、実際に陶磁器の製作過程を見学することができます。陶磁器のアウトレットショップを併設しています。
10:00〜17:00 休:月 無料(ミュージアム500円) 電話:(052)561−7290
アクセス:名古屋駅からメーグル「ノリタケの森」、名古屋駅から徒歩15分。
トヨタグループ13社による博物館で、名古屋産業観光の核となる施設です。
大正時代に作られた赤レンガ工場の中に、繊維工業、自動車工業、テクノランド、蒸気機関の各テーマごとに本物の機械が動態展示され、自動車生産ラインが動いている様子など大迫力で眺めることができます。大人でも楽しめる社会科見学です。
9:30〜17:30 休:月 500円 電話:(052)551−6115
アクセス:名古屋駅からメーグル「産業技術記念館」、名古屋駅から徒歩30分。
平成23年(2011)、名古屋産業観光の目玉として、名古屋港の金城埠頭にオープンしたJR東海の博物館です。
広大な臨港埋立地に位置しますが、名古屋駅からあおなみ線で30分の終点金城ふ頭駅に隣接しており、アクセスはいい場所にあります。土日休日と夏休みシーズンは、博物館前と名古屋港水族館を結ぶ海上バスも運行します。
エントランスを入ると、シンボル展示として、蒸気機関車、新幹線、リニアモーターカー実験車両が並べられ、鉄道の歩んできた歴史を象徴しています。続く展示ホールには、さまざまなタイプの新旧新幹線車両から、在来線特急車両、歴史的価値の高い希少車両まで32両がずらりと並んで壮観です。
車両の中には入ることができるものがありますが、屋外展示された車両では、売店で購入した駅弁を食べることも可能です。
お勧めなのが、日本最大規模の鉄道模型ジオラマです。名古屋駅を中心に、東京と大阪間の風景がリアルに再現され、早朝から深夜までの時間の移り変わりに沿って、明るさや街の光景が変化していきます。
10:00〜17:30 休:火 1000円 電話:050−3772−3910(JR東海)
アクセス:名古屋駅からあおなみ線「金城ふ頭」
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