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長良川の支流、板取川上流にある関市板取地区は、自然が豊かで、キャンプ場が点在し、板取スイス村とも呼ばれています。
上流の川浦川には、美濃の黒部峡谷と称される秘境川浦渓谷があり、断崖絶壁に囲まれた狭い峡谷をエメラルドグリーンの水が流れる絶景地です。
美濃市から県道岐阜白鳥線を走りますが、郡上市との間に長大なタラガトンネルが開通、国道１５６号線からのアクセスが容易になりました。 |
板取の最奥にある川浦渓谷は、高さ５０ｍ以上の断崖絶壁に囲まれた約７㎞の峡谷にエメラルドグリーンの水が流れ、「美濃の黒部峡谷」と呼ばれています。
最近まで近づくことも容易ではない秘境でしたが、上流のダム開発によって道路がつけられ、誰でも峡谷核心部の絶景を眺められるようになりました。
道路終点のトンネルをはさんで、駐車場やトイレがあり、新トンネルを回り込むように峡谷沿いの旧道が一周１５分程度の遊歩道になっています。橋や遊歩道際から覗き込むと、足元がすっぱり切れ落ちた巨岩の断崖になっていて、スリル満点です。
かつては上流２ｋｍまで車で行けましたが、現在は通行止め、そこから更に登山道を進むこと３時間で落差３０ｍの銚子の滝があります。
川浦渓谷の入口近くに位置する日帰り温泉施設です。
広い敷地のなかに、温泉施設バーデェハウス、レストラン棟、和食処蕪山亭、グラウンドゴルフ場などがあります。バーデェハウスの温泉はナトリウム炭酸水素塩化物泉で、肌がつるつるすべすべになる美人の湯として人気があり、大きな木の屋根に覆われた露天風呂も風情があります。
10：00～21：00 休：水 ６００円 電話：（0581）57－2822
板取中学校の山手にある公園で、グラウンドや遊具、マウンテンバイクのトライアルコースなどが整備されています。公園奥には山容が野菜のかぶらに似た可愛らしい蕪山があり、その登山口一帯の森には珍しい株杉が１００株以上も密集しています。
株杉とは、杉の幹を伐っては芽を出させ、生長させてまた伐る、を繰り返した杉の古株が、巨大な姿に変容して１０～３０本もの幹を生えさせたもので、屋久杉などとは形が違いますが、不思議な躍動感と神秘性があります。
山麓の森林学習館では、特産の杉や山村の生活を紹介しています。無料。
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