山峡にかがり火揺れる 落ち鮎がおどる 初秋の夜の風物詩・清流馬瀬川火ぶり漁
馬瀬川は日本一美味しい鮎が育つ清流の里。
秋の夜、鮎は産卵のために海に向かって下りはじめます。これを落ち鮎といい、川漁師たちはかがり火を焚き、松明を振り回して網に追い込みます。
夕闇の川面に炎が揺れ、川漁師の「ホーホー」という掛け声が山あいにこだまして、幻想的な風景をつくります。
◆火ぶり漁のみどころ1
夕暮れの川風が残暑を吹き飛ばし、かがり火がほのかに辺りを照らす贅沢な空間が味わえます。
火ぶり漁は鮎の特性を利用した伝統漁法です。
鮎の活動が弱くなる夜、川にクロスして張った網に、上流と下流から松明の光と音で鮎を驚かせ、怖がって逃げ惑う鮎を網に追い込みます。
◆火ぶり漁のみどころ2
かがり火と松明のまろやかな炎が揺れ、川漁師の「ホーホー」という掛け声が山峡に響いて、幻想的な光景をつくりだします。
目の前で網から鮎をはずしながら、川漁師が鮎について語ります
引き上げた網には、大きな落ち鮎が掛かっています。
川漁師は目の前で手際よく鮎を外しながら、鮎について語ります。体験してみたい方には、川漁師が手ほどきします。
ぜひ、体験してみましょう。
私たちは火ぶり隊です。
川で遊び、鮎漁に憧れて育った馬瀬川の川漁師です。馬瀬で暮らす幸せを、火ぶり漁を通して感じてください。
火ぶりバザーと夕食会、ゆったりした時間と空間を楽しむ
夕闇が川面を包み込み、火ぶり漁が始まるまでの時間には、会場となる水辺の館で天然鮎の塩焼き、
お酒などのバザーが開かれ、日本一の鮎に舌鼓を打ちながら、ゆったりした時間を楽しみます。
◆火ぶり漁のみどころ3 火ぶり漁の解説はこちら(PDF)
川漁師による「鮎講座」は必見です。
産卵に備え、たっぷり卵を抱えた大きな鮎や、見事なアマゴがかかっているのを、解説します。
EVENTNEWSイベントのお知らせ
清流馬瀬川火ぶり漁
会場:フィッシングセンター水辺の館【馬瀬地方自然公園づくり委員会】観覧自由