Panorama飛騨 飛騨路と北アルプスの絶景地ガイド

 
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濁河温泉


 御嶽山六合目、原生林に囲まれた標高1800mに湧く温泉です。温泉街から眺める御嶽山は、摩利支天が大きく迫り、3000mの稜線まで手が届きそうな近さに見えます。

 現在は旅館9軒を数え、通年営業の温泉地としては日本最高所の温泉です。登山、スキー、星空の観察などアウトドアを楽しむにはもってこいの場所で、濁河温泉が大自然の真ん中に位置していることは昔から変わっていません。

濁河温泉の効能

泉質:ナトリウム・カルシウム炭酸水素塩・硫酸塩温泉

泉温:52℃

効能:神経痛・リウマチ・動脈硬化症・高血圧など


 鉄分と空気が反応して濁る茶褐色の湯が特徴で、タオルが赤く染まります。下呂温泉のようなつるつる湯ではありませんが、お湯が肌にしっとりなじんで、上がるとサラサラした感触になります。
 源泉の温度が高いので、お風呂はかなり熱めです
 入浴しただけで温泉成分の濃さが実感できますが、それだけに結構湯疲れもしやすいです。無理な長湯などはせずに、適度に休憩しながら、大自然の中の温泉を楽しみましょう。


濁河温泉の歴史

 濁河温泉は御嶽山の開山と共に、江戸時代中頃に発見されたと伝えられます。
 濁河温泉の名は、湯の谷と草木谷という2つの谷に湧く温泉が合流して、白濁した川に見えることに由来しますが、登山者には岳の湯と呼ばれていました。昭和30年代まで、下島温泉の御嶽山1合目を出発して、くらがり八丁、巌立、原八丁などの難所を通り徒歩で1日がかりという秘境でした。

 昭和30年代に御嶽開発株式会社が専用道路を濁河温泉まで開通させ、バスの運行が始まったことで、標高1800mにある雲上の温泉は登山基地や避暑地として観光客が訪れることができるようになりました。(現在はバスはありません)
 それでも、濁河温泉が大自然の真ん中に位置していることは昔と同じです。

濁河温泉市営露天風呂

 温泉街の真ん中辺り、旅館御岳の上にある公共露天風呂です。
 周囲を原生林に囲まれて、更衣室のある管理小屋と男女別の露天風呂があるだけのシンプルでワイルドな温泉です。
 露天風呂はかなり広く、開放感たっぷりです。湯口から落下する源泉はかなり熱いので、広い露天風呂の中で、適温になった場所を探すと長湯ができます。

開設:4月下旬〜11月上旬
時間:9時〜16時
料金:500円
電話:(0576)62−3373

緋の滝と白糸の滝
緋の滝
落差20m 幅4m
冬の緋の滝
冬は氷瀑になります
白糸の滝
落差15m 幅5m

 市営露天風呂の脇から遊歩道を100mほど歩くと、濁河川の断崖に設けられた滝見台があります。眼下には赤い断崖を一文字に流れ落ちる緋の滝が眺められます。
 滝の周囲には温泉が湧き出しており、岩壁に堆積した温泉華が酸化して赤色に染まって見えることから、緋の滝の名がつけられました。
滝壷は温泉で青白く濁っています。冬には滝が青白く結氷し、よく踏み固められた遊歩道から、赤い断崖にかかる美しい氷の柱を見ることができます。


 白糸の滝は濁河温泉街の上部、御嶽山登山口に続く県道沿いから手軽に見ることができます。大きく傾斜した岩盤の上を、すべるように何条もの流れが落ちています。
 緋の滝、白糸の滝に草木谷上流の仙人滝をあわせて濁河三滝と呼び、濁河温泉の観光名所です。


仙人滝
 御嶽山登山道の途中で仙人滝遊歩道に入って約20分、原生林の中に落下する滝です。
 滝壷は比較的浅く、御嶽行者の滝行の場として利用されていたことから、仙人滝の名があります。
落差30m、幅5m。

 遊歩道を利用すると、滝を下から見上げる滝見台まで行けますが、御嶽山登山道からも、谷沿いの断崖上に設けられた桟道から、足元に落下する仙人滝の様子をのぞくことができます。

材木滝
 濁河温泉の下部、高トレセンターやパノラマグラウンドへ向かう道に入り、途中から遊歩道があります。
 比較的平坦な原生林の中を進み、兵衛谷の斜面を急降下すると、徒歩40分で水量の多さを誇る材木滝の滝壺に到着します。
落差25m、幅10m。

 御嶽山の火山噴火でできた断崖にかかっており、溶岩が冷えて材木状に固まった柱状節理を見ることができます。滝の周囲には温泉が湧いており、右岸には温泉華が堆積しています。

材木滝の温泉華
 材木滝の上部、遊歩道脇には温泉華が堆積して階段状の湯船になったような天然温泉があります。
 残念なことに、温度が低く、泥が沈んでいて入る気はしません。野生動物がつかる温泉でしょうか。

濁河温泉・高原スポーツ・レクリエーションセンター

 岐阜県が昭和63年に県立御嶽少年自然の家として設立しましたが、機構改革により施設が廃止されたため、下呂市が引き継いで「濁河温泉・高原スポーツ・レクリエーションセンター」としてリニューアルオープンしました。

 御嶽山で高地トレーニングに励む国内外スポーツ選手のベースになるほか、一般の企業・団体研修や、長期滞在して温泉とヘルシー料理で心身の健康を回復する湯治施設としても活用されます。

 温泉はもちろん源泉掛け流し。山荘風の大きな館内には、研修室やクラフト室、談話室などがあり、悪天候の日でも体育館が利用できます。

電話:0120−930−922

御嶽パノラマグラウンド
 御嶽少年自然の家の下、標高1700mに建設された陸上競技用グラウンドで、オリンピック級選手のナショナル高地トレーニングエリアの一角を担っています。

下呂市教育委員会 電話:(0576)52−2900


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