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飛騨市の中央、飛騨古川と神岡をつなぐ国道41号線が通っているのが数河高原と流葉地区です。
標高1000mの高原地帯にはブナの原生林と美しい白樺林が続き、数河流葉県立自然公園に指定されています。 |
春には山菜取り、夏にはラグビーやサッカーの合宿地となり、全国の高校、大学からプロ選手までが訪れます。秋の紅葉がすぎ、冬には流葉スキー場と飛騨ハイランドスキー場がオープンします。
数河峠付近から東の空に屏風を立てたような北アルプス連峰が望まれ、北アルプスと山村風景を訪ねて高原を歩く「カントリーウォーク」のコースが高原を巡っています。
国道41号線の数河高原と、県道神岡河合線の神原峠をつなぐ林道で、稜線近くを走る舗装道路です。数河高原を見下ろす飛騨ハイランドスキー場の山頂は展望台になっています。ここからの眺めは飛騨随一といっても過言ではありません。
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北は立山、薬師岳から、笠ヶ岳、穂高岳、乗鞍岳、南に孤高を誇る御嶽山、西に白山まで、360°の山岳パノラマが展開します。
数河高原側はブナの原生林が続き、春の新緑、秋の紅葉ともに見事です。 |
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標高1000mの数河高原にあるリゾートホテル。
白樺林に囲まれて飛騨カントリークラブやテニスコート、戸市川の釣り場があり、冬は飛騨ハイランドスキー場がオープンします。ホテル内には天然温泉の露天風呂もあります。
(0577)75−2111 |
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ドライブイン数河の向いにある社に、高さ6mの寿老尊像と七福神が祀られています。
これは大木をそのまま彫刻してしまう巨大木一本彫刻というもので、ドライブイン数河の先代社長で彫刻家・山村佐藤兵衛氏と中村円正氏の「飛騨の甚五郎コンビ」が製作しました。
山村氏がある晩、アフリカ深山から切り出された樹齢1000年の大木を夢に見ました。そのまま名古屋港に行って一番大きい木を買い込み、トラクタで数河峠に運んだうえ、現地で彫りあげたといいます。
なかなか迫力がある彫刻で、一見の価値があります。
拝観自由 ドライブイン数河(0577)75−2311 |
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流葉スキー場のセンターハウス「Mプラザ」にある立ち寄り温泉で、スキーやスノーボードの後に、春〜秋はカントリーウォークでかいた汗を流すのにちょうどいい温泉です。
北アルプスや田園風景を見渡せる3階に、広々とした大浴場があります。ジェットバスやジャグジー、サウナ、眺めのよい露天風呂があります。アルカリ性単純温泉で、ツルツルの湯が楽しめます。
10時〜21時 600円 休:火 (0578)82−2275
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数河峠から下った国道41号線沿いの老舗スキー場で、飛騨随一の規模を持っています。
流葉山頂の美しいブナ林の樹氷や、北アルプスの大パノラマなど、美しい眺めが楽しめます。コースは上部に急斜面、下部に緩斜面という構成で、とくに上部は、上級者に注目されている37度のカベとコブが連続するビッグバーンになっています。
12月〜3月 (0578)82−0916 |
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数河高原の北、公共林道沿いに広がるタンナカの森は、所有者である富山市の森井氏が個人で遊歩道や休憩小屋を整備し、一般開放しています。
開発といっても最小限度に留められているので、ブナ林やイワナの泳ぐ渓流など、大自然をそのまま感じることができます。 |
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